〜すべては動物とその飼い主様の生活を豊かにするために〜
こんにちは。2021年より永井動物病院の院長になりました、林潔高です。
本院は1950年に世田谷で開業し、1970年にめじろ台に移転してからも多くの方々と動物たちに支えられ50年が経ちました。
当院では「救急医療」及び「根本治療」に重点を置き診察を行う上で、動物と人とが楽しく暮らせるお手伝いをしております。
まず第一に医療の基本は救急です。
吐く、下痢、痒みなどの軽い症状から、呼吸が苦しい、痙攣をしている、ぐったりして立てないなどの重い症状まで、基本的に病院に掛かる時はこのような救急の症状の時が多いと思います。
私は地方の中核病院で7年間夜間診療も含めて勤めた後に、約3年間動物救急センター府中及び文京で昼夜勤務をしてきました。
動物医療は年々高度になってきており、その医療技術は10年前と比べても大きな飛躍をしております。
しかしその医療は高額化し、さらには専門分野が細分化される事で飼い主様や動物達への負担が増えてきているのではないか、との思いも同時に感じております。
動物病院は動物を治療することはもちろんですが、飼い主様達の不安を取り除くことも大事な仕事になってきます。
その飼い主様の不安を取り除くことは、我々街の動物病院の大切な仕事だと思います。
私は救急医療現場を通して、かかりつけ医が救急対応をする重要性を痛感しました。
大学病院や救急病院での治療はもちろん大切ですが、普段から接している動物達の治療を可能な限り地元で行う、それが安心感につながることを実感しています。
今までの救急治療の経験を動物達と飼い主様のお役に立てられれば嬉しい限りです。
またもう一つの医療の柱として「根本治療」を常に考えながら治療を進めています。
人も動物も病気になるのには必ずと言っていいほど原因があります。
その大部分を占めているのが食事や運動、生活環境です。
下痢や痒み等の症状には必ず意味があり、全ての症状を無闇に止めていいものは基本的にはありません。
しかしながら現在行われている治療のほとんどがその症状を消す対症療法です。
対症療法は一時は症状が消え治ったように見えますが、本当の原因にはアプローチしていませんのでまた症状を繰り返したり、別の症状となって動物達に現れてきます。
また薬を用いると効果と同時に必ず副作用も発現します。
心臓病やてんかん発作など、薬を利用しないと急性の症状を示し生活に支障をきたす病気もありますが、食事を改善することで薬が要らなくなる病気も多くあります。
多くの慢性疾患に関しては薬はただ症状を抑えるだけで根本治療には繋がっていません。
また薬を用いると効果と同時に必ず副作用も発現し、それによる症状に苦しみ、また薬が増えていく子もいるのではないでしょうか。
当院では西洋医学メインの対症療法だけではなく、食事や生活環境の改善をサポートしたり栄養療法を取り入れたりする事で、薬に頼らずに生活を行っていくことを目指しております。
救急疾患はもちろんその他の病気でお悩みの事がありましたら、セカンドオピニオンとしてお気軽にご相談ください。
動物達と楽しく暮らせるお手伝いができればと思っております。
当院ではなるべく薬に頼らない生活を目指しています。
そのためには食事や生活環境の改善や正しい検査を行うことが大切だと考えています。
現在の投薬や治療内容に迷いのある方はお気軽に御連絡ください。
またスタッフブログもなるべく毎週更新中です✋
病院・薬に頼らない生活作りを目指し、ゆる〜く更新してますので是非見てみてください(>人<;)
つまり毎年打つ必要はないと言うことです。
ワクチンの抗体検査も行っておりますので、ワクチンについてご相談がある方はお気軽にご連絡下さい。
またワクチン接種の有無で診察や処置などを断ることはありません。
お気軽に連絡してください。